今回の特集は、車中泊をもっと楽しむためのマナーについて。
「これぐらい大丈夫だろう」というような気持ちが、他の人に対して多大な迷惑を掛けているということがあります。もしかしたら、悪気がなく無意識に行動していることもあるかもしれませんね。みんなが気持ちよく車中泊するために、ぜひルールを確認しておきましょう。
最近、RVパークでのマナー問題について多くご指摘をいただいております。
一例を挙げると最近は以下のような事案が寄せられています。
・空いていると2コマにまたぐような形で停めてしまう
・焚火の火を消さないまま車に入ってしまう
・ゴミを駐車場に置き去りにしてしまう
・禁止の車での来場(トレーラー禁止と書いているのにトレーラーで来る)
・ペットの排泄物の処理をきちんとしない
車中泊施設ごとのルールもありますから、ぜひ各施設のルールに則り過ごしていただきたいのと、やはり常識的に考えて人に迷惑をかける行為は絶対にしないことを心がけたいですね。
さてRVパークのみならず、道の駅や高速道路のサービスエリア・パーキングエリアなど公共の駐車場でルールを守らない方もいるという話も耳にします。例えば、不当に長く滞在したり、生活ごみを不当投棄したりすることなどです。
そこで日本RV協会(JRVA)では「公共駐車場でのマナー厳守10ヶ条」を提言しています。ぜひ以下のことは最低限守りましょう。
長期滞在を行わない
道の駅や高速道路のSA・PAなどは宿泊施設ではないので、そこにおける休息は必要最小限の仮眠にとどめ、連泊・長期滞在を行わないでください。
キャンプ行為は行わない
たとえ短時間の休息であっても、オーニングを広げたり、イス・テーブル・バーナーなどを車外に持ち出してキャンプ場代わりに使わないでください。
許可なく公共の電源を使用しない
許可なく公共の電源にキャンピングカーを接続し、その電源を利用することはやめましょう。
ごみの不法投棄はしない
旅行中や移動中に発生した生活ゴミは、ゴミ箱があっても投棄しないでください。
トイレ処理は控える
公共の駐車場では、カセットトイレやポータブルトイレの処理は控えましょう。
グレータンクの排水は行わない
生活排水用のグレータンクの処理も、その場で垂れ流したり、側溝に流したりしないように心がけましょう。
発電機の使用には注意を払う
公共駐車場における発電機の使用は、時と場合を十分に考慮し、他の利用客が休息している時や近所に民家があるような場所では、使用しないようにしましょう。
オフ会の待ち合わせは慎重に
他の利用客から駐車場を占拠して騒いでいると誤解されないように振る舞いましょう。
車椅子マークの所に駐車しない
車椅子マークの駐車スペースには、健常者のみが乗車している場合は駐車しないようにしましょう。
無駄なアイドリングをしない
エンジンストップを心がけECOドライブを行いましょう。
~~最後に~~
公共駐車場におけるマナーをわきまえた休息、そして車中泊施設を上手に組み合わせて、みなさんそれぞれに楽しい旅を楽しんでいただければと思います。
日本RV協会では、キャンピングカー利用者が安心して宿泊できる場所として、日本RV協会認定車中泊施設「RVパーク」をお勧めしています。ぜひこちらのサイトから予約して訪れてみてください!