RVPARK

  • 文字サイズ

温泉あり、観光名所多数、繁華街にも近い「RVパークやまが」を拠点に山鹿を探訪

投稿者:松本周己(しう@SOTO)
投稿日:2020/02/19
  • RVパーク訪問
キャンピングカーを自宅兼職場としている筆者ですが、冬の間は実家がある熊本県菊池市に定住(?)しています。
今回お伝えする「RVパークやまが」は山鹿市にあり、それは菊池市のお隣です。菊池市役所と山鹿市役所とは、わずか14kmほどしか離れていません。
「RVパークやまが」(温泉プラザ山鹿)は山鹿市役所から約500mという、まさに中心地に位置します。

山鹿にRVパークができたと知った時は、キャンピングカーが停められるような駐車場がないので便利になるなと思った反面、近いので自分が利用する事はないかも? とも思っていました。

が、毎年2月に開催される【山鹿灯籠浪漫・百華百彩】という竹灯籠のイベントが始まるにあたり、どうせ夜に行くなら友人と呑みに行こうと思い立ち、それならばRVパークを利用してみよう!という流れになりました。

先ほど、菊池と山鹿は14kmほどしか離れていないと書きましたが、運転代行で帰ればおそらく4,000〜5,000円はします。それがRVパークなら半額ほどで収まるのです。この機会に呑まないという選択はありません!(笑)


「温泉プラザ山鹿」駐車場の一角が「RVパークやまが」になっています

「車楽レポ」にも投稿がある通り、「RVパークやまが」は入り口が分かりづらいです。【温泉プラザ山鹿】自体は国道沿いにあり目立つ建物なのですが、入り口の高さ制限が210cmなので、それ以上の場合は事前に電話をして「緊急車両出入口」の柵を開けてもらわなければなりません。
また、普通車4台分しかありませんので、「予約は原則不要」とありますが予約しておく方が確実です。

愛車Rocky21は当然、大型車扱いで料金は2,300円(車高210cm以下なら1,000円)。外部電源使用料もゴミ処理料金も込みなのは嬉しいですね。
普通車2台分のスペースが使えて、そのスペース内であればオーニングを出してもOKとのことですが、町なかの駐車場でオーニングを出して寛げるだろうかというと、ちょっと悩みます。しかし雨の日は雨避けになるので、そういう面では助かりますね。

発電機の使用も可能ですが、外部電源が無料なので必要はなさそう。建物が南側にあるので日陰となり、夏でも暑くて目が覚めるということはなさそうです。

驚いたのは、シンクに蛇口がついていないこと。水道は屋外用ホースがあって、ここまで引っ張って来ないといけません。うーむ、これは不便。

24時間トイレはすぐ目の前、駐車スペースから20mも離れていません。
繁華街に近いからか夜でも一般の方が利用しに来られます。トイレは人感センサーで自動点灯、綺麗で清潔です。また駐車場には一晩中、街灯が点いているので明るくて安心します。

ちなみに「緊急車両出入口」は、入庫後すぐに閉鎖されるので自由に出入りすることはできません。
買い物などは事前に済ませておくといいのですが、うっかり忘れてしまってもショッピングプラザの駐車場なので周辺には食料品から日用品、薬局まで店舗が多数あります。都市型RVパークの利点のひとつですね。

旅の醍醐味は、やっぱりグルメです

 

赤鶏のタタキ、鯛皮ポン酢、甘エビの素揚げなどなどを地酒とともに

少し早めの15時にチェックインして周辺を散策する予定だったのですが、あいにくの雨に加えて風が冷たく、とっても寒い!
お隣の温泉施設【さくら湯】で温まろうと思いきや…、なんと間の悪い事に前日から「不具合でしばらく休業」!(現在は営業再開しています)

さらにさらに、この日が初日だった【第18回 山鹿灯籠浪漫・百華百彩】が雨天中止に!
【さくら湯】には何度か入浴したことがあるし【百華百彩】も観た事があるとはいえ、目的のうち2つもが空振りに終わってしまったことに落胆の色を隠せず。

初日の目的は果たせずじまい…ではありません。そうだ、呑みに行こう!
友人が事前にリサーチしてくれていた居酒屋【蔵BUZEN】へ、徒歩わずか5分で到着。
山鹿名物は何かと問われてもピンと来ないのですが、こちらのお店では自家栽培の野菜を中心に山鹿産を使用しているというのが好印象。まさにメイドイン山鹿!

熊本といえば馬刺はもちろん、からし蓮根(ボール状になってました。このお店のオリジナルのようです。)、天草特産の鯛や車エビや地ダコ、有明海産のアサリなどなどがメニューに並びます。
そして何と言っても山鹿が誇る【千代の園酒造】がすぐそばなので、限定蔵出しや生酒なども味わえるのです。日によってはメニューに載ってないものもあるかも?

スタッフの皆さんも人当たりが好く、大女将さんらしきおばあちゃんが席へ挨拶に来てくれてお話をしたりと、アットホームな雰囲気で過ごせました。

山鹿の見どころを一挙ご紹介

 

RVパークやまが周辺には旧街道の町並みや文化財など見どころがたくさんあります

翌朝は快晴!
チェックアウトは9時から10時の間と聞いていたのですが、せっかくだし周辺を観光したいので遅らせてもらえないだろうかと電話してみたところ、快く応じてくださいました。ではお言葉に甘えてお昼まで…ということで、いそいそ散策へ。

江戸の昔から山鹿の〝メインストリート〟として栄えてきた旧街道「豊前街道」の風情ある町並みをそぞろ歩き。
旧酒蔵【天聴(てんちょう)の蔵】や、芝居小屋【八千代座】(国指定重要文化財)など歴史ある見どころがたくさんあります。

山鹿惣門跡が残る惣門地区にも、前述の酒蔵【千代の園酒造】や、創業約185年の老舗麹蔵【木屋本店】などの老舗が軒を連ね、「米どころ・菊池川流域」の特性を活かした体験型ツアーガイド【米米惣門ツアー】も好評なのだとか。お隣の市なのに、知らなかった事がいっぱい!

山鹿の祭りと言えば全国的にも有名なのが【山鹿灯籠まつり】。あの燈籠は紙でできており、国指定伝統的工芸品にも選定されています。
【山鹿灯籠民芸館】では、灯籠師による山鹿灯籠の制作行程を見ることができ、またミニ金灯籠の制作体験もできます(要予約)。簡単に浴衣を羽織って燈籠を頭に乗せて記念撮影もできますよ。
ちなみに【山鹿灯籠民芸館】の建物自体も国指定登録有形文化財。元銀行で、大正14年(1925)に建てられたものです。

余談ですが【山鹿灯籠まつり】は大宮神社の例祭「燈籠祭」に奉納するもので、毎年8月15日と16日の2日間、開催されます。
大宮神社の「燈籠殿」には「上がり燈籠」で奉納された燈籠や、ご神宝「三十六歌仙絵馬額(複製)」が展示されていますので、足を運ばれてはいかがでしょうか。「RVパークやまが」から徒歩約10分程度です。

歩き疲れたら、「湯の端公園」の足湯で一休み。
道向かいの【さくら湯】は江戸時代から明治時代にかけて親しまれ、その面影をそのまま再生した九州最大級の木造温泉です。建物の風情もさることながら、もちろん、源泉かけ流しですので温泉ファンにオススメです。

少し足を延ばせば、山鹿市内には史跡も温泉も盛りだくさん!

「RVパークやまが」は九州自動車道 菊水インターから約10km、植木インターから約12kmという好立地にあります。
ちょっと足を延ばせば、古墳時代後期に造られた装飾古墳「チブサン古墳」、珍しい形状の「オブサン古墳」や、約1300年前に築かれた古代山城・鞠智(きくち)城跡などの史跡、歴史公園「肥後古代の森」を有する【山鹿市立博物館】、また子どもの遊び場として人気の「あんずの丘」や石の風車が有名な「一本松公園」などなど目的地は枚挙にいとまがありません。

温泉めぐりが好きな方には、山鹿温泉のみならず宮苑温泉、熊入温泉、平山温泉などなど10km圏内に十数ヶ所も点在しています。
まさに観光拠点として最適な立地なのです。

当初は「こんな町なかに?」といぶかしく思いましたが、豊前街道界隈は道も狭いですし、いい場所をRVパークにしたものだと実感しました。近場の旅でも新たな発見があって、いいものですね。